どんな人にも、どんな時代にも。
100年以上もの間、選ばれ続けてきた
チャンピオンの魅力とは?
モデル、俳優、ミュージシャンの3名が、その想いを語る。
—— 長年愛用しているスウェットからみる、タイムレスの定義とは?
「袖口のリブの長さとフィット感のよさが、チャンピオンのスウェットならではという感じですごくいい。僕もスウェットを選ぶときにいつもチェックするポイントです。今回着たアイテムもまさにそうだし、どれもスウェットなのにプリントやシルエット、フィット感の違いで印象が全然変わるところもおもしろいですよね。この私物のスウェット(写真右/本人私物)は、6年くらい前に下北沢の古着屋で買ったもの。当時、友達の家で映画を観た後に、そこで影響を受けた登場人物のファッションを真似して買いに行くっていう遊びをよくやっていたんです。気に入って買ったものは捨てられないどころかどんどん好きになっていくから、平気で10年くらい着ている服も多いです。次は新しいスウェットを時間をかけて育ててみたいですね。そんなふうに古いものと新しいもの、その両方をかけ合わせたハイブリッドなものが好き。たとえ何かの真似だと言われたとしても、自分がリスペクトを持って昔のものを見出したり新しいものとミックスさせることで、今の時代の新しいものが完成すると思うんです。それは芝居にも音楽にも、何事においても言えること。だから、チャンピオンのスウェットのように時代を意識しないということが僕にとってかっこいいことで、それがタイムレスなものなんじゃないかな」
—— 未来を想像し育てていく、タイムレスな存在とは?
「私にとってチャンピオンのスウェットといえば、”おしゃれ着”。普通とは逆からの入りだったんですけど、今ではスポーツをするときや舞台の稽古のときにも重宝していて、本当にオールマイティな存在です。今回着たアイテムもまさにそうで、グリーンのハーフジップのスウェットは、襟元のデザインが私的にツボだったし、グレーのフーデットスウェットは “AIR FORCE”のプリントが新鮮ですごく可愛くて、いろんな着こなしが楽しめました。父が30歳くらいの時に買ってサーフィンあがりにいつも着ていたこのチャンピオンのスウェット(写真右/本人私物)は、ずっといいなと思っていて、私が中学生くらいの時から借りて着はじめ、引っ越しのときにそっと持ち出して私のものになりました(笑)。もうボロボロで色褪せているんですけど、今でもデニムに合わせたり海に行くときは中に水着を着たり、アウトドアでは必ず着ています。私も父のように、新品のチャンピオンのスウェット、中でも王道のシルバーグレーのリバースウィーブ®などを、今からガシガシ着たおして育てていきたいです。そうそう、最近鉄の中華鍋を買って料理にハマっているんです。スウェット同様に使えば使うほど味わいを増す、そんなタイムレスを育てていくことも楽しみです」
—— 大好きなアーティストとスウェットに重ねて考える、タイムレスな存在とは?
「やっぱり僕、パーカーが似合うなって思いました(笑)。今回着た中でも、バーガンディーのパーカーはこの肉厚なフードの立ち具合が最高で、着心地もサイズ感もすごく気に入りました。スウェットは1年中着ていて普段はよく太めのチノパンに合わせるけど、今回のようにスウェットもいろんなタイプがあるから、スキニーや短パンにも合わせてもよさそう。このチャンピオンとビースティ・ボーイズとのコラボスウェット(写真右/本人私物)は昨年、アルバム『CHECK YOUR HEAD』のリリース30周年記念で発売されたもの。ビースティって、ヒップホップだけど見た目はイカツイわけじゃないし、でも悪ガキ感みたいなパンクのアティチュードがいっぱい詰まっていて、さらにユーモアもある。それがずっと変わっていないところがすごく好きなんです。僕らも15年バンドをやっていますが、ビースティのようにこれからもバンドをはじめた頃の尖った部分を、自分の心の中にずっと持ち続けたいですね。このスウェットは友達にも好評で、すでにかなり着倒しているけど、ガンガン洗濯しても丈夫で全然形崩れしないし、このシミすらも味になる。そこがチャンピオンならではの魅力ですよね。そんなふうに僕らも、いつまでも愛されるタイムレスな存在でいたいなって思うんです」