渋谷区神南にあるヴィンテージショップ「sullen Tokyo」で出会った深水光太、ローズ、モーガン蔵人のモデル3人でスタートしたプロジェクト。日常で話す自分たちが着たいもの、格好良いと思うものを動画配信や服のデザインなど、様々な形でアウトプットしていく自由なスタイルと精力的な発信、センスの良さで急激にフォロワーを増やしている。
(左から)モーガン蔵人、ローズ、深水光太
クルーネックスウェットシャツ マルーン(XLサイズ着用)¥6,050
「みんな好きでしょ? っていうような、カレッジスタイルの王道でクラシックな配色にしてみました。パンツは自分たちがつくっているのもので、ワイドすぎない太めのシルエット。20歳くらいの自分がやっていたバランスを思い出しつつ、足元は軽めにスケシューで」。
フーデッドスウェットシャツ ネイビー(XLサイズ着用)¥7,150
「ある意味、チャンピオンっぽくない着こなしを目指しました。カジュアルなアイテムだけど、黒の色みと革靴で締めるくらいが自分らしいと思ったので。袖が溜まるパーカとワイドデニムで、シルエットはゆったり目で抜けてるけど、ちゃんと大人っぽく見えるようにも意識しています」。
リバースウィーブ® ジップフーデッドスウェットシャツ シルバーグレー(XLサイズ着用)¥14,080
「最初に着るものを選ぶ時、絶対着たいと思ったのがこのグレーのジップアップ。『ドッグタウン』とか、『ミッドナインティーズ』みたいな西海岸のノリをイメージして、アイスブルーのデニムを合わせました、僕は顔もこんなんだから(笑)、そういうコテっとした感じも似合うかなって」。
― みなさんそれぞれスタイルが違うと思いますが、私服のスウェット率はどれくらいなんでしょうか?
モーガン: 俺も好きだけど、スウェットを一番着てるのは光太じゃない?
光太: そうかな? でも、ファッション的にもカレッジグラフィックのスウェットがまた盛り上がってるし、その流れで着ていたりはしますね。チャンピオンは元々、モードな服のハズしとして着ることが多くて、ジャケットにチャンピオンのスウェットパンツとか、そんな格好が多かったです。
ローズ: 僕は元々、ほぼ毎日スウェットで、二十歳過ぎぐらいまではシャツもほとんど持ってなかったくらい。だんだんストリートっぽい格好からモードな方向に変わっていったんですけど。思い返してみるとセットアップで着たりしてました。
― それは筋金入りですね(笑)。
ローズ: ルーズな感じよりは品のいい感じに落ち着きたかったから、靴はローファーだったりしたんですけど、ファッションに全く興味のない友達からは「大丈夫? その格好」とかって言われてました(笑)。
モーガン・光太: (笑)
ローズ: 「それってダル着でしょ?」って。
モーガン: わかってないなぁ(笑)。今じゃ撮影の現場に行ってもとにかくスウェットを着る機会は多いですよ。スタイリングには絶対入ってくるっていうイメージ。
ー 皆さん、スウェットを選ぶ時にはどんな所を重視しますか?
モーガン: 厚みかな。分厚い方が好きで、ガッツリヘビーオンスのものが個人的には好きです。
光太: 僕は逆に厚すぎない方が好きなんですよね。 かさばらなくて。
ローズ: え!? しまう時の話?
孝太: いやいや(笑)、コートの中とかに来た時に着膨れしないっていう意味で。
ローズ: びっくりした。どんだけ部屋狭いんだ? って思っちゃった。
モーガン: (笑)。
光太: だから 今日着たやつは1枚でも絵になるし、ちょうど良い厚み。
ローズ:僕 も厚め派かな。個人的には首があんまり空いてないのが好き。体が細いんで、細身のものを自然に選びがちです。
ー 街ではビッグシルエットが散見しますけど、皆さんはそこまでルーズではないですよね?
モーガン: オーバーサイズはあんまり着ない…かな。
光太: 僕もです。 世の中的にはまだまだオーバーサイズだと思いますけど、僕らが好きなテイストはそことはちょっと違うんだと思います。 僕がおしゃれだなと思う人は自分の幅を分かってる人。自分の体型とか、自分がどんな雰囲気を持ってるのかっていう枠の中でしっかり理解して洋服を着てる人がおしゃれだなと思います。似合ってればいいけど、とりあえずデカけりゃいいんでしょ? っていうのは違うよな、って。
ローズ: タイトすぎず、大きすぎずで僕もちょうどですね。
光太: 自分が本当に似合うものって、分かってるつもりだけど他人が見た方が分かったりするんですよ。僕らは3人いるから、自分たちが本当に似合うものっていうのがより明確になる気がします。
― 実際にカレッジグラフィックのスウェットを着たお三方が並んでいると、本当の大学みたいでそれも面白かったです。
モーガン: 僕らが放課後の延長みたいなテンションで仕事をしてるから、そう見えちゃうのかもしれないですね。いまだに学校帰り感、すごいあるから(笑)。
光太・ローズ:(笑)。